教育目標
健康食品と健康との係わりを物質代謝レベルで理解し、疾病や生活習慣病等の検査結果に関する知識を有した上で、『食品、健康食品に関して安全・安心』を担保できる人材であること、またこの分野における研究開発、販売等でのトラブルを未然に防ぐことのできる人材の育成を目標としています。 以下の内容を中心に継続的な教育を行っています。
- 1)保健機能食品等の有用性、安全性を考慮した適正な使用法や摂取方法
2)健康食品と医薬品との相違についての正しい知識
3)保健機能食品等と医薬品および保健機能食品同士の相互作用についての正しい知識
4)栄養強調表示と健康強調表示に関する正しい知識
5)保健機能食品等の有用性、安全性に関する科学的根拠を理解するための基礎知識
6)食品および食品添加物の安全性や衛生管理等に関連する知識
7)健康状態および栄養状態に応じた食品の適切な利用のための健康・栄養に関する知識
8)関連法規(食品衛生法、健康増進法、医薬品医療機器等法、景品表示法等)の内容
9)消費者の視点に立った情報提供と適切な助言のあり方および消費者保護についての考え方
10)保健機能食品等の市場に関する知識や海外の情報等
11)ゲノム編集食品、遺伝子組み換え食品の安全性
12)GMP(適正製造規範)、HACCP(危害分析重要管理点)等の品質管理問題
13)リスクコミュニケーション
1)~10)項目は、平成14年2月21日付で厚生労働省医薬局から示された
「保健機能食品等に係るアドバイザリースタッフの養成に関する基本的な考え方について」
に準拠しています。